「Tiny Feather」(タイニィフェザー)
はじめの一歩/宮一18禁/10.1MB/600円
約束の試合から一週間後。一ヶ月の休養を言い渡された一歩は、嘗て「運命」を違えた場所で夕暮れの陽を背に立つ宿敵と会った。
彼は鴨川会長に正式な謝罪をしにジムへ向かう途中らしく、一緒についていくと一歩が言ったことで共にジムへと行くことになったのだが、とある事情から二人は臨時トレーナーとしてジム管理を任されることに。
憧れの宮田くんとひょんな事から働くことになった一歩。
リングを降りた二人は、ライバル同士の関係からどうなっていくのか
……
【動作環境】 WIN/IE/PDF
【総容量】 10.1MB
【内 容】 Round00 : プロローグ
【内 容】 Round01 : ジムで
【内 容】 Round02 : 病室で
【内 容】 Round03 : 電話で
【内 容】 Round04 : 事務所で
【内 容】 Round05 : 暗闇で
【内 容】 Round06 : 車で
【内 容】 Round07 : 駐車場で
【内 容】 Round08 : 海で
【内 容】 Round09 : リングで
【内 容】 Round10 : セコンドアウト
【内 容】 Round11 : 空港で
【内 容】 Round12 : リング脇で
【内 容】 Round13 : ファミレスで
【内 容】 Round14 : 君の部屋で
(H有)
【内 容】 Round15 : エピローグ
【内 容】 おまけ : もしも
(H有)
【内 容】 おまけ : 針のない糸
(H有)
【内 容】 おまけ : ノックアウト
(H有)
・目次はHTML、本文はPDF形式となっております。
・総頁数は縦書き小説で117頁(最小)。
・背景付きの横書き小説になると頁数が増えます。
各話説明
↓ ↓ ↓
◆プロローグ
念願叶ってリング上で拳を交えることができた二人は、
運命の試合から1週間後、一度は決別した場所で再会します。
お互いに引退を決めた二人は、もどかしい会話しかできなくて。
◆第1話「ジムで」
ジムを訪ねた二人は、とある事情によりジムの長期休業の危機を耳にし、
急遽トレーナーをかって出ることに。
遠い存在だった宮田くんが一気に近付くことになって一歩はたじたじ。
◆第2話「病室で」
臨時トレーナーとして鴨川ジムを任された期間は10日。
憧れの人と再び同じジムに居られることになって浮かれる一歩と、
会長への恩返しにと精を出す宮田くんには温度差がありますが、
ありえないタッグに最も驚いているのは練習生達です。
◆第3話「電話で」
二人がトレーナーを代行することで練習の場が保たれたものの、
宮田くんと一歩が接近することに危機感を抱いてしまうのが板垣くん。
最強の恋敵を前に、一歩に最も近い存在であることを猛烈アピールです。
◆第4話「事務所で」
宮田くんだけでも手強いのに、大阪からは千堂さんが、
また一歩の引退を聞いたヴォルグさんが来日してジムは大混乱。
冷戦どころか熱い火花を散らして一歩を取り合うハーレム状態に
板垣くんは気が気ではありません。
◆第5話「暗闇で」
結局、幕之内家の厄介になることになった虎さんと狼さん。
いたいけなガゼルを守ろうとハリネズミまでそこに加わり、
お風呂も寝床争いも熾烈を極める大惨事。
(なんという動物園状態)
そんな中、周囲を出し抜いて一歩との就寝を勝ち取った板垣くんは、
遂に積年の想いを告白するのでした。
◆第6話「車で」
板垣くんに告白されてから、どうにも様子がおかしい一歩。
ジム内でも上の空だし、車の運転はいつにも増して調子が悪い。
そんな一歩の不調は、千堂さんや宮田くんも気付き始めています。
◆第7話「駐車場で」
一歩が引退した以上、もう待てない千堂さん。
他の人に盗られてはなるまいと、大阪に連れて帰ろうとします。
真っすぐな言葉で直情的に告白されたら一歩も堪りません。
◆第8話「海で」
板垣くんや千堂さんに告白されて大いに戸惑う一歩。
自分の感情が分からずに悶々としている所に現れたのは宮田くんでした。
何も問わずに付き合ってくれるのが彼なりの優しさなのです。
◆第9話「リングで」
一歩の異変に気付いていたのはヴォルグさんも同じ。
特に因縁の相手である千堂さんが動いたとなれば、
普段は温厚な狼さんも黙ってはいません。
一歩をかけた戦いは、あろうことかリング上で行われることに。
◆第10話「セコンドアウト」
遂に自分の気持ちに気付き始める一歩は迷わず走り出します。
その一方、宮田くんの秘めた想いを知った板垣くんは、
「あなたにだけは渡さない」と、彼に戦いを挑んでいました。
一歩と宮田くんがようやく心を通わせる、本作品のメインイベントです。
◆第11話「空港で」
晴れて宮田くんと両想いになれた一歩は、
今まで隠していた彼の嫉妬心や独占欲を身をもって味わうことに。
個人的に王子ってむっつりタイプだと思うんですよね。
◆第12話「リング脇で」
臨時のトレーナー任務もあと少し。
仕事にも慣れてきた頃、川原ジムから出稽古を迎えることになった二人。
選手の引率でやってきたのは、屈指の名トレーナーであるあの人でした。
◆第13話「ファミレスで」
引退から慌しく過ごしてきたことで語られなかった今後の進退。
宮田くんが決意と共に一歩に打ち明けます。
家業の釣り船屋を継ぐ一歩に対し、宮田くんが選んだ道は
……
◆第14話「君の部屋で」
余程自らを語らない宮田くんの真実を聞いて心が近くなった時、
一歩は不器用な彼に切ない愛情を覚えていきます。
でも、一歩が本当に愛おしさを感じたのは、彼と一線を越えた瞬間。
◆第15話「エピローグ」
最後のお話は是非! 皆さんに読んで頂けたら幸いです。
★おまけ小説(1)「もしも」
四十八手の代表格(?)「松葉崩し」で宮×一。
言葉少なめな宮田君は、隠語攻めではなく体位で攻めるのです。
★おまけ小説(2)「針のない糸」
幕之内家で二人きり。
まるで新婚生活のような甘い雰囲気に突然玄関扉が叩かれたら
……?
前戯メインでお楽しみ下さい。
★おまけ小説(3)「ノックアウト」
焦らし作戦を敢行する美形王子に悶絶の一歩。
本作品のその後を描写する場面がありますので、
メインを読み終えた後に読んで頂ければ幸いです。
約束の一戦に近付くと思いきや、一気に道を違えてしまったあの時。
王子の土下座姿に絶望したのは主人公だけじゃない!
二人がプロのリングで再戦を果たす時を夢見る私が、
ほとばしる妄想によってPCを打ち、そして仕上がったのは
運命の試合を更に過ぎた「引退後」の二人でした……。
(時間回しすぎ。)
宮一ながら板一、千一、ヴォル一要素があります。イッツ☆ハーレム!
フェザー級のイケメン達が超鈍感な主人公に揃ってアタックする一方、
王子との関係は決してドキドキ感のあるものではありませんが、
さりげない言動から愛が覗く王子のツンデレっぷりを描いているつもりです。
(宮一はその微妙な部分が醍醐味というか、好きなんです!)
むっつり恋愛が好きな方、是非読んでやって下さい。